神社やお寺にお参りに行く機会が増える時節ですね。行くと、必ず目にする賽銭箱。多くの人が、願い事や日々の感謝を込めてお金を投げ入れています。
賽銭とは
賽銭とは、神仏に感謝の気持ちを表したり、願い事をしたりする際に、神社やお寺に納めるお金のことですよね。
「賽」という文字には、「神様へのお礼参り」という意味があり、神仏から受けた日頃の恩恵に感謝し、お供えをする行為を指しています。そのお供えの代わりに、便宜上お金をお供えするようになりました。

賽銭の歴史
賽銭の起源は、古代にまで遡るといわれます。
当時は、収穫物である米などを神様に捧げる「散米(さんまい)」という儀式が行われていました。これが、貨幣経済の発展とともに代わりに貨幣を利用するようになって「散銭(さんせん)」となり、やがて「賽銭」へと変化していったと考えられています。
中世になると、神社仏閣への参拝が庶民の間にも広まり、賽銭を納める習慣が定着していったそうです。

賽銭の意味
賽銭には、主に次の3つの意味があります。ですが、「感謝の気持ちを表す」ことが一番の本質だと思います。
・神仏に対して日々の暮らしへの感謝や、願いが叶ったことへの感謝を込めて、お賽銭を捧げます
・神社、お寺に対して感謝を込めて、お賽銭を捧げます
※ 神仏への感謝だけでなく、神社・お寺をいつも清らかに整えてくれている方々、我々が常日頃お参りできるようにお迎えいただいている方々、神社・お寺の周りの植物等々、すべての方々ともの々々に感謝の意をこめたいものです
お賽銭を納めることで、自分自身の心身を清め、新たな気持ちで生活を始めようとする意味も込められています
将来の目標達成や、健康、良縁などを願い、神仏に祈りを捧げます
※本来、願い事がある場合は、賽銭とは別にお供え物をして、ご祈祷をお願いしたいですよね
賽銭箱に書かれている「浄財」という文字には、「利益を顧みない寄付するお金」という意味があるんですよ。これからも、お願いごとの対価としての賽銭というよりも、神仏に日頃の感謝をするという意味合いが本質だと思います。
大丈夫です!神様も仏さまも、とっても偉大な存在です。人の願い事など、こちらからわざわざお伝えしなくても、とっくに知っていてくれてます。神仏の良きタイミングで叶えてくれます。
ただ、ただ、感謝・・・・です。

賽銭の作法
賽銭を収める際のながれ
- 一神仏、賽銭箱の前で軽く一礼する
- 二賽銭箱にお金を入れる
- 三鈴を鳴らす(神社の場合)
- 四二礼二拍手一礼をする(神社の場合)
合掌する(寺院の場合) - 五静かに神仏に感謝の意を伝える
- 六最後に軽く一礼する
賽銭のマナー
- 汚れたお金は使わない
綺麗な状態のお金を使用しましょう。 - お賽銭以外のものは入れない
お賽銭以外のものは入れないようにしましょう。
他にお供えしたいものがあるときは、寺社にお伺いしましょう。 - 大きな音を立てない
賽銭を賽銭箱に入れる際は、投げ入れるのではなく、静かにそっと入れましょう。
ただし、初詣やお祭りの際に人混みで賽銭箱まで進むことが難しい場合は、「失礼します」の思いとともにそっと投げ入れましょう。 - 周りの人に迷惑をかけない
大声で話したり、騒いだりするのはやめましょう。
賽銭箱の前を独占せず、一歩下がり脇にずれて静かにお参りしましょう。
賽銭の金額は?
もちろん、賽銭はご自身の「お気持ち」で金額を決めてくださいね。
語呂合わせを楽しんで決めるのもいいかも・・
▼ よく言われる縁起の良い金額
| 5円 | ご縁がある、見通しが良い |
| 25円 | 二重のご縁がある |
| 50円 | 五重のご縁がある、見通しが良い |
| 115円 | いいご縁がある |
| 485円 | 四方八方からのご縁がある |
| 2951円 | 福来い |
| 4129円 | よい福 |
▼ よく言われる縁起の悪い金額
| 10円 | 遠縁になる |
| 500円 | これ以上の効果(硬貨)はない |
賽銭について京香の提案
お賽銭は、神様や仏様に捧げる感謝の意のお供え物です。ですから、うやうやしく丁寧に、「おしとやかに」お供えしたいものです。
また、賽銭箱は自動販売機ではありません。「賽銭を入れるから、そのかわり〇〇を叶えてよ!」なんて、NGな捉え方です。

日頃見守っていただいている神仏に、感謝、感謝、感謝です。その思いが通じれば、頃合いの良いタイミングで願い事は叶っていきます。




コメント